本日は無落雪屋根に取り付ける凍結防止ヒーター取り付けについてご紹介致します。
このヒーターはスノーダクトと呼ばれる寒冷地特有の屋根に設置されています、配水管に取り付けるヒーターです。
屋根の融雪水がこの排水管を通って汚水枡に流れる仕組みですが、冬期間は凍結により排水管が詰まったり塩ビ管が破裂することがあります。
これを防止するためにこの排水路ヒーターを設置します。
排水管は住宅内の比較的暖かいところに配管するので、在宅で暖房が設置されている場合はその暖気で凍結を予防することができますが、空き家の場合や外気の影響を受けやすい場所に配管されている場合は凍結することが予想されます。
切妻屋根や片屋根などを後から無落雪式に変更した場合などがこれにあたります。
今回の現場は2階建ての住宅ですが、しばらく空き家になるのでヒーターを入れることになりました。
ヒーターをドレン入り口から地上の汚水枡まで挿入します。
サーモスタットと呼ばれる外気温を感知する部分を樋より上に設置します。
このサーモスタットは外気温に応じて電源を操作をしてくれる装置です。
凍結しそうな外気温になるとスイッチが自動的に入り、ヒーターが不必要な気温になるとスイッチを自動的に切ってくれます。
安価なヒーターにはサーモスタットスイッチがない製品もあります。
電気代のことを考えるとサーモスタットスイッチ付製品をお勧めします。
いずれの製品も念のため春先には電源を切ることをお勧めします。
配線が完了したら各部を固定します。
排水路ヒーターの余った配線は必ず雨水桝(浸透ます)内に配置します。
これで大方の凍結対策はできます。
当然にこのヒーターにも寿命がありますので極端に古いヒーターは積雪時期の前に交換することをお勧めします。
アーヴァンコーポレーションでは様々な設備に関するメンテナンスをお受けしております。
お支払は各種クレジットカード(VISA/MASTER/JCB)もご利用いただけます。
お気軽に弊社ホームページ内のお問い合わせフォームにてご相談下さい。
お急ぎの方はココをタップ!
通話料無料のフリーダイヤルからお気軽に!
0120-910-888