本日は札幌市南区のマンションで行いましたユニットバスに取り付けられています、シャワー付き混合水栓の水圧測定についてご紹介致します。
築30年のアパートでシャワーを使用中にお湯が急に冷たくなったり熱くなったりして使用しにくいので水圧の変化を調べてもらいたいとのご依頼です。
早速お伺い致しました。
蛇口は一般的な2ハンドルシャワー水栓です。

水量は普通ですが温度が確かに不安定です。
まずは水圧を測定します。
使用するのは記録式水圧試験器です。
これは一定時間(15分)の水圧の変化を目視で確認し、その変化をチャート紙で記録する装置です。
もし水圧に極端な変化(水圧の上昇及び下降)が発生した場合は微小な変化でもしっかり確認することができる測定器です。
この測定器で水圧の変化について確認します。
水栓を取り外し測定機に接続します。

水圧の変化が顕著に感じる水側を測定します。

15分間の水圧測定中は全ての水栓を使用しないようにします。
15分間の水圧状況を記録紙が記録して行きます。

15分後に水圧測定が完了しました。
結果は水圧の顕著な変化は確認されませんでした。

この物件は水道管及び水道メーターを更新したばかりなので残る温度変化の原因は水栓及び給湯器ということとなります。
水栓はサーモタイプではないので良くあるサーモスタットの故障ではありません。
後日、ガス給湯器の更新工事をした結果、温度変化はほとんど起こらなくなったとのことです。
温度変化は夜間に起こることが多いそうでした。
水圧の変化は日中より夜間に水道の使用が集中する時間帯に起こることはあります。
これといった原因究明には至りませんでしたが、この状態でしばらく様子を見ていただくこととなりました。
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