本日は流し台配水管の詰まり修繕についてご紹介致します。
築19年の一戸建てで流し台の排水の流れが悪くお困りのご相談でした。
少量を流す際は問題ないのですが、大きな鍋などを洗う際に大量の排水をすると流し台下から水がにじみ出てくるという状態です。 まずは収納庫内の排水ホースを点検します。
外見上、問題はないようでした。
下部の塩ビ排水管との接続部も点検します。↓
こちらは床に水が溜まっていました。
排水ホースを外して点検しましたが、このあたりの問題では無いようです。
続いて屋外の汚水枡を点検しここから排水管高圧洗浄にて排水管内部を掃除しました。
すると白い油カスが流れ出てきました。
これは各種洗剤や食用油脂などが固まったものです。 ↓
閉塞箇所は汚水枡内に併設されているトラップと呼ばれる封水部付近でした。
このトラップと呼ばれる部分は普段は水を溜め置き、害虫や排水臭気を室内に侵入させないための仕掛け(トラップ)です。
トイレの便器や流し台のゴミ受け部に水が溜まっている理由とほぼ同じ仕組みです。 家族構成や使用頻度にもよりますが、どのご家庭でも起こりうる症状のひとつです。 この部分は市販の洗浄剤では修理することは不可能ですので、マンホールなどが極端に汚れている場合は何らかの清掃をすることをお勧め致します。
株式会社アーヴァンコーポレーションでは汚水枡あふれ修繕、排水管の各種清掃などを行っております。
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