本日は、排水管内カメラを使用した排水管閉塞調査についてご紹介致します。
現場は築22年の一戸建てです。
新築時より排水の流れが悪く、過去に7回ほど排水管詰まりなどが発生したようです。
何故このようなことが頻発するのか断定するために、今回は排水管が詰まった状態で排水管内に専用のカメラを挿入し原因を特定します。
流し台の収納庫内にある排水管の接続口です。
この部分から排水管カメラを挿入しましす。
この排水管カメラは先端にLED照明が付いていて、濁った状態の排水管内も鮮明に写すことができます。
人間の内視鏡検査に使うカメラと同じような仕組みで、曲がりくねった排水管内をある程度自由に挿入することができます。
挿入口から最大で30メートル程度伸ばすことができます。
また、先端には発信装置が組み込まれていて、問題となっている排水管の位置を受信機にて特定することが可能です。
挿入口から約3メートルの位置に障害がありました。
塩ビ管の破片が管内に停留していて、その部分から上流側に様々な堆積物が堆積していたようです。
これは新築時の施工途中で混入したものかについては不明です。
この部分の排水管を一部切断して異物を取り除いて終了です。
アーヴァンコーポレーションでは原因不明な排水管にまつわる障害もいろいろな方法で解決致します。
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