本日は札幌市の商業施設で行いました、トイレのハイタンク水漏れ修理についてご紹介致します。
今では大変珍しくなりましたハイタンクといわれる頭上設置型タンクです。
ハイタンクとは文字通り水圧を高めるため高い位置に取り付けられたタンクのことを言います。
現在のタンク式の製品のほとんどはロータンクといい低い位置に取り付けられております。
ハイタンクは天井に近い位置に取り付けるため、日本の比較的狭いトイレには非常に好都合な製品でした。
しかし、便器自体の改良が進んだことにより現在はほとんど見ることがありません。
建物は築50年以上が経過しておりあらゆる設備の更新時期が迫っているようです。
所有者様のご意向で修理で済むものはすべて現行のままにしたいとのこととでした。
まずはハイタンク内部の修理ですが、タンクの水が満水になっているのにもかかわらず少量の水が出続けている症状です。
漏水の原因はボールタップと呼ばれるタンク内の水が定量になると自動的に水を止める装置の故障でした。
旧式のボールタップが取り付けられてましたので汎用型のボールタップに交換致しました。
つぎにフラッシュバルブの修理です。
フラッシュバルブは自動水栓の一種であらかじめ決められた流量と時間が経過すると自動に水を止める装置です。
フラッシュバルブの弁体に砂程度の異物が噛み込むだけでも動作不良になることがあります。
今回はピストンバルブという部品の故障により水が止まりにくい状態でしたのでこの部品交換を致しました
以上の修理で漏水症状は無くなりました。
非常に古い製品ですが可能な限り現行のままにしたいというご意向に沿うことができ、お客様も大変満足されました。
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