本日は江別市で行いました配水管内のカメラ調査についてご紹介致します。
飲食店商業ビルの共同女子トイレ内で頻繁にトイレが詰まりが起こっていたそうです。
前回のトラブルから半年以上経過したそうですが、念のために確認したいということでした。
はっきりとした原因が不明の場合は下流側のマンホールからカメラを挿入するか便器を取り外してカメラを挿入するかのいずれかとなります。
今回は2階部分なので便器を取り外して挿入することになりました。
床や排水管の周りをある程度清掃してからカメラの挿入準備を行います。
トイレ内は狭い為、便器を取り外す際も便器やタンク、内装に傷をつけたり汚損しないように養生などを施します。
便器と床を接続する方式が旧式の床フランジを使用するタイプなので再度便器を設置する際はパッキン(パテ)の交換も行います。
カメラを3メートルほど挿入しましたが異常は見当たりませんでした。
さらに1メートルほど進めたところ排水管の本管に到達しました。
特に異物や損傷個所などは無いようです。
排水管は経年的に汚れが蓄積し徐々に流れにくくなることは事実です。
マンションやテナントビルなどでは定期的に排水管の高圧洗浄を行い排水管の保全を施している建物も多く見受けられます。
この高圧洗浄を行えば詰まりにくくなることは事実ですがやらなければ詰まりやすくなるかというと実際にはそうでもありません。
マンションで言えば賃貸と分譲では構造は同じでもメンテナンスについての考え方はまるで違います。
分譲マンションは年に1回程度の清掃を行っているようですが、賃貸マンションでは築20年以上の建物で1度も洗浄を行っていない建物がほとんどです。
全館の高圧洗浄は必要ないが点検は必要である場合には排水管内のカメラ調査は非常に有効な手段と思います。
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