本日は海外製(Made in China)のシャワールーム(シャワーブース)の漏水修理についてご紹介致します。
海外製の製品の修理について多くご相談いただきますが、中国製の製品は修理が不可能なことが多くあります。
その理由は、メンテナンス部品の供給が乏しいことやその部品自体の問題(品質・適合性・非JIS規格)などにあります。
今回のご依頼もそのようなケースに当てはまるものでした。
使用時に壁裏から大量に水が漏れる音がするとのことです。
海外製品のほとんどは点検口と呼ばれるメンテナンス用の開口部が全くない製品のため、漏水位置の確認は困難を極めます。
点検口は設置時に任意で取り付ける仕様のようですが、今回はついていませんでした。
そのため、取り付け部の横を一部開口して内部を確認しました。
驚くことに、漏水場所は水栓の給水管取り付け部で、完全に折損しホースが外れている状態でした。
材質は黄銅と思われますが、凍結でもなかなか折れることはありません。
取付した業者さんは数年前に倒産しているらしく、製造元も調べようがない為、日本製の部品を流用して修繕しました。
ホース類も信じられないぐらいに劣化していたのでフレキシブル管に交換しました。
この施設には同じ製品が12台設置されていたので、順次点検することとなりました。
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