本日は札幌市内の店舗で行いました、札幌市型水抜栓の漏水修理についてご紹介致します。
水道料金が10万円を越え、今もなお漏れ続けていると水道局の検針員の方からご指摘されたそうです。
まずは検針票を確認しました。
この店舗の水回りは、トイレと流し台以外設置されておらず、10万円を超える水道を使用することは通常ではありえません。
まずは水抜栓を確認致しました。
テナントビルは昭和60年代に建設され、設置されている水抜栓は当時のもので非常に古い製品です。
ごく微量の漏水の特定には、音聴漏水測定器を使用し探索致しますが、その必要が無いぐらいかなり強い水漏れ音がこの水抜栓周りから発せられておりました。
まずは内部を分解しピストンやパッキンの状態を調べます。
制御部のパッキンが変性・劣化しボロボロの状態となっていました。
ここまで劣化すると大量の水が漏れても不思議ではありません。
水が漏れるといっても、床上に出てくるわけではなく、床面から1メートル以上地下に本体の制御部が埋設されております。
よって、その漏水は地中に漏れ出しているため、なにかきっかけが無い限り気付くことはほとんどありません。
まずはピストンのパッキンを新しいものに交換しました。
すべて組み直し、通水確認をしたところ、漏水が完全に止まりました。
札幌市水道局に修繕工事施工届を提出し、漏れ出た水量分の減額請求を行いました。
夜間など静かな時間帯で、水を使用していないのにもかかわらず、水を使用しているような音がするようであれば漏水の可能性がございます。
おやっと思ったら、ご自身にて水抜栓などに耳を当て音を聞くことでも漏水を判別することもできます。
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