本日は高層マンションの受水槽 漏水修理の様子をご紹介致します。
分譲マンションの管理組合様からのご相談です。
管理会社から水槽の装置が故障しており至急修理する必要があると報告を受け見積もりを頼んだところ、かなり高額だったので金額や工事内容についてご相談を受けました。
早速、現場を確認してみました。
水槽内のFMバルブという名称のボールタップ(副弁)から水が出っ放しとなっています。
FMバルブとは定水位弁の名称の製品で水量が一定になったら自動的に水を止める装置です。
皆様のご家庭にあるトイレのタンクとほぼ似たような仕組みです。
副弁のまわりの管は錆びついて危険な状態です。
ここまでひどくなったら部品の交換だけでは済まない状態です。
即日、お見積もりを提出し弊社で工事をすることとなりました。
今回の工事は必要最低限の工事とすることとし、他に問題が起きた場合は追加で工事をすることになりました。
真ん中の緑色の装置はFMバルブの主弁という装置です。
ボールタップ(副弁)が給水開始位置になるとこの主弁が開いて受水槽内に水を送ります。
このあたりも全て交換します。
管種は銅管を使用しました。
防露のためウレタンカバーを巻きます。
一番の問題となっていたボールタップ(副弁)を交換し終了です。
水道料金は例年の4倍の請求が来ていたそうです。
札幌市水道局に対し、修繕工事施工届を提出し適正料金に変更していただきました。
アーヴァンコーポレーションでは大規模集合住宅の設備工事もお受けしております。
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