札幌 水道工事 埋設水道管 折損漏水修理

本日は掘削作業中に土中に埋設されている水道管を切断してしまった事故の修繕作業についてご紹介致します。


建物の基礎を解体している途中にパワーショベルによって水道管を切断してしまったとのことでした。


切断してしまった給水管は解体している家以外にも接続されているようで、急いで直して欲しいとのご依頼でしたので直ちに現場に向かいました。

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深さ約1.5メートル付近からかなりの勢いで水が噴出していました。

 

ここまで強く出ている場合はほとんどの場合給水管が完全に切断されていることが多いです。

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まずは特殊な機材を使用し暴れ出ている水道管を探し出し仮に止水します。


この作業は飛び散る水が全身に降りかかり非常に困難な作業で、特に冬期間は過酷な作業となります。

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切断されていた給水管の先端を探し出し、止水しました。

管の種類はポリエチレン管でしたので、専用の継手などを使用し切断されていた水道管を接続します。

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漏水が無いか確認し、埋め戻します。


このあとに、接続されている各ご家庭の水道管を確認して終了です。

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この現場の担当者の方は図面等を確認のうえ、今回の掘削場所には埋設管が無いことを確認した後に掘削作業をしていたそうです。


にも拘らず、このような事故になったことを非常に驚いていました。


弊社でも土中を掘削する際は、対象場所の水道管、排水管、ガス管、電話線などの有無を確認し作業を行いますが、図面と実際の埋設状況が違うことは珍しくありません。

各埋設物には埋設深度(地表からの埋設物の深さ)というものがあり、機械による掘削の際は埋設深度に近くなった時は機械による掘削を一時中止し、埋設物の有無を確認した後に掘削を再開します。


特にガス管は注意を要します。


土中に埋設されているガス管に達する前に埋設明示テープが現れます。

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この表示が出たら当然に作業を中止し、管轄のガス会社立会のもと作業を開始します。


管の種類にかかわらず、危険を感じた場合はまず関係先に連絡することが大切です。

水道管(給水管・排水管)については可能な限り対応いたしますのでお気軽にご相談下さい。

アーヴァンコーポレーションでは緊急を要する修繕対応も可能な限りお受けしております。